はじめに
robotframeworkのテストケースは本来テストを上から順に実行するものです。
シンプルですがテスト自動化としてかなり有用かと。
ですが、以前にテストの途中でダイアログでユーザの入力を取りたい事がありました。
今回はその時にrobotframeworkからDialog入力が出来ないか調べた時のメモです。
サンプルソース
ダイアログを表示するには標準ライブラリの「Dialogs」を利用する必要があります。
次のソースコードはダイアログを表示するサンプルソースコードです。
*** Settings ***
Library Dialogs
*** Variables ***
*** Keywords ***
*** Test Cases ***
Dialog表示
${text}= Set Variable 出身国を入力してください
${default_input}= Set Variable Japan
${username}= Get Value From User ${text} ${default_input}
Log To Console 入力した内容:${username}
Get Value From UserがDialogを表示する箇所です。
引数の1つ目がダイアログ上に表示するテキスト部分、
引数の2つ目がテキストボックスにデフォルトで文字列を入力することが可能です。
引数の2つ目は省略可能で、省略すると空のテキストボックスとなります。
上のサンプルソースを実行するとダイアログが表示されます。
テキストに任意の文字を入力しOKを押すと入力した内容が出力されます。
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Show Dialog
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Dialog表示
入力した内容:Japan
Dialog表示 | PASS |
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Show Dialog | PASS |
1 test, 1 passed, 0 failed
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さいごに
今回はrobotframeworkでダイアログを表示する方法でした。
ダイアログを上手く組み合わせるとテストケースがより柔軟で便利になることがあるので知っていると便利ですね。
この記事がお役に立ったのなら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。