はじめに
Mac上でスクレイピング様にchromedriverを使う必要がありました。
しかしプログラムを実行するとエラーになり使えるようになるまで少し手こずることがあったので今回はその時の手順についてのメモです。
またこのエラーはChromedriverに限らずAppのアプリ以外からでも発生するので、同様のエラーメッセージが表示されている場合同じ様に対応できます。
エラーの原因&対処方法
エラーが発生した状況
エラーが発生した状況ですが、PythonでWebスクレイピングを実施する為にChromedriverをインターネットより取得。
取得後プログラムを実行すると
“chromedriver”が悪質なソフトウェアかどうかをAppleでは確認できないため、このソフトウェアは開けません。
というダイアログが表示されました。
エラーが発生する原因
このメッセージは、macOSのセキュリティ機能の一部であるGatekeeperからのものです。Gatekeeperは、デフォルトでAppleからのアプリケーションのみを開くように設定されており、Appleによって署名されていないアプリケーションを開こうとすると、このような警告が表示されます。
今回はchromedriverをインターネット上から取得したので、このような警告が表示されるということに。
chromedriverは正規の場所からダウンロードした場合、基本的には安全なソフトウェアです。
このエラーは、chromedriverを初めて起動しようとしたときに出ることが一般的です。
特に自動化テストやスクレイピングを行うPythonなどのスクリプトから起動しようとした場合によく見られます。
今回もまさに作成したPythonのコードを動かした時に発生しました。
対処方法
次が行った対処方法です。
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「システム環境設定」を開きます。
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「セキュリティとプライバシー」をクリックします。
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下部に「”chromedriver”は開発元を確認できないため、使用がブロックされました。」というメッセージが表示されているはずです。
その隣に「このまま許可」ボタンがあるので、それをクリックします。
こうする事でChromedriverを実行することが出来るようになります。
さいごに
今回はMACでChromedriverが実行できなかった原因とその対処方法でした。
セキュリティ面ではこういった対応があるのは良いですがいかんせんやり方がわからないとどうしていいのか分かりませんよね。
Windowsとは使い勝手が使うので慣れるのに大変です。
また最初に書きましたがAppleによって署名されていないソフトウェアやアプリケーションをmacOSで初めて開こうとしたときにこのエラーメッセージが表示されます。
Chromedriver以外でも同様のダイアログが表示されたら対応方法は同じだと思います。
この記事がお役に立ったのなら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。