はじめに
ChatGPTの話題が尽きないですよね。
日経新聞を読んでいますが、最近はほぼ毎日記事があるんじゃないかなというくらい。
また企業によっては利用についてのガイドラインや利用禁止など様々な対応をしています。
以前にChatGPTにミステリを作ってもらいましたが、今回はChatGPTのAPIをPythonで利用する方法です。
APIを利用する利点として、
- プログラムで自動化出来る
- 質問内容が学習されない
- 30日でデータが削除される
があります。
30日までは不正利用の確認の為に利用されるとの事で、以降は残ることが有りません。
学習に利用されない、データが残らないと聞くと利用のハードルが下がりそうですね。
使い方&サンプルソース
APIキーの作成
ChatGPTでAPIを利用するにはまずはアカウントを作成する必要があります(このページにてアカウントが作成可能)
作成後、APIキーを生成する必要があります。
APIリファレンスのページよりAPIキーを作成します。
画面右上のアカウント部分からAPIキーの項目を選びます。
openaiライブラリのインストール
ChatGPTをpythonで利用するにはライブラリをインストールする必要があります。
pipコマンドを実行してライブラリをインストールしましょう。
pip install openai
サンプルソース
APIキーの作成とライブラリをインストールしたら↓のプログラムのopenai.api_keyに先程作成したAPIキーを入力します。
また質問したい内容はpromptに入力します。
import os
import openai
# OpenAI APIキーを設定
openai.api_key = ""
# APIリクエストを送信する
def ask_gpt(prompt):
response = openai.Completion.create(
engine="text-davinci-002",
prompt=prompt,
max_tokens=1024,
n=1,
stop=None,
temperature=0.5,
)
# APIレスポンスから回答を取得する
answer = response.choices[0].text
return answer
# テストコード
prompt = ""
answer = ask_gpt(prompt)
print(answer)
この例では単発の質問になります。
会話を繰り返したい場合はask_gptの呼び出しをループ等にしましょう。
質問してみた
作成したAPIを実行した結果です。
2つ質問してみました。




何故か英語になりましたw
日本語はまだ一部対応が必要みたいです。
また、同じ質問でも何度も行うと答えが違います。
真逆の事は言わなそうですが、答えは聞くごとに多少変わります。
最後
今回はChatGTPのPythonでAPIを利用する方法でした。
APIはプログラムで自動化で使えるので、例えば気になるキーワードをまとめて質問したり、スクレイピングで情報を集め回答してもらうなんて使い方が出来そうですね。
(スクレイピングに関しては利用には注意)
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最後までお読みいただきありがとうございます。