はじめに
robotframeworkのファイル読み込み方法についてです。
テスト自動化の際に設定ファイルを読み込んだり、テストのパターンの引数を取得する事などあると思います。
今回はファイルの読み込み方法を調べたのでその時のメモです。
サンプルプログラム
読み込むファイルを「sample_text.txt」とします。
文章の内容はなんでも良いので好きな言葉に書き換えてください。
# sample_text.txt
Hello World!
This is a sample text.サンプルプログラムです。
ファイル名は「read_files.robot」です。
# read_files.robot
*** Settings ***
Library OperatingSystem
*** Variables ***
${file_name}= sample_text.txt
*** Keywords ***
read_file
[Arguments] ${file_path}
${read_file} = Get File ${file_path}
Log To Console ${\n}${read_file}
*** Test Cases ***
ファイルを読みテスト
read_file ${file_name}ファイルの読み込みは『Get File』を使います。
ライブラリの「Library OperatingSystem」の記述を入れてください。
Test Casesではファイルを複数読み込むかもしれないので、Keywordsで繰り返しの記述を避けています。
読み込ませたいファイルを変えたい場合はTest Casesで渡す引数「${file_name}」を変更します。
これを実行すると
==============================================================================
Read Files
==============================================================================
ファイルを読みテスト
Hello World!
This is a sample text.
ファイルを読みテスト | PASS |
------------------------------------------------------------------------------
Read Files | PASS |
1 test, 1 passed, 0 failed
==============================================================================と表示されます。
さいごに
ということで今回はrobotframeworkのファイルの読み込み方法についてでした。
ファイル読み込みはテストでも良く使う事があると思います。
読み込みだけなら、書き方はとてもシンプルです。
サンプルのまま使えるので参考にしていただければと思います。
この記事がお役にたったのなら嬉しいです。
