今回はrobotframeworkでの文字列の置き換え方法についてです。
以前に、Web画面から取得した文字列に空白が含まれていたので、それを取り除く方法について調べていた時のメモです。
文字列の置き換え
robotframeworkでの文字列の置き換えは「Replace」を使います。
これはPythonや他のプログラムでもあるのでなんとなく予測はついたかもしれません。
サンプルコード
簡単なサンプルコードです。
スペースを空白に置き換えています。
${SPACE}と ${EMPTY}については過去の記事を参照。
# string_replace.robot
*** Settings ***
Library String
*** Test Cases ***
文字列置き換えテスト
${str} = Set variable A B C D E F
Log to Console ${\n}置き換え前の文字列は『${str}』です。
${str}= String.Replace String ${str} ${SPACE} ${EMPTY}
Log to Console ${\n}置き換え後の文字列は『${str}』です。
これを実行すると
==============================================================================
String Replace
==============================================================================
文字列置き換えテスト .
置き換え前の文字列は『A B C D E F』です。
..
置き換え後の文字列は『ABCDEF』です。
文字列置き換えテスト | PASS |
------------------------------------------------------------------------------
String Replace | PASS |
1 test, 1 passed, 0 failed
==============================================================================
と文字列の置き換えが行えている事がわかると思います。
Replaceを使うにはLibraryでStringをインポートする必要があるので注意です。
文法的には
Replace 置き換えたい文字列 置き換えたい文字 置き換える文字
と指定する必要があります。
さいごに
ということで今回はrobotframeworkの文字列の置き換え方法でした。
テストケースでパターンを変えたりなんて時に文字列を置き換えたりすると便利かもしれません。
この記事がお役に立ったのなら嬉しいです。